キャスト・スタッフ

澄子(セイリョウと加那子の母):与世山 澄子(よせやま すみこ)

1940年、八重山小浜島生まれ。16歳でデビューし、57年、ボブ・ホープとレス・ブラウン楽団と共演。72年の本土復帰まで、米軍基地のクラブでフルオーケストラをバックに活躍する。復帰の年にジャズスポット「インタリュード」をオープン。お店での演奏の傍ら本土公演も増え、ジャズ評論家や著名人から賞賛される。83年、待望のファーストアルバム「イントロデューシング」(テイチク)が発売され、地元沖縄以上に本土で熱い注目を集めた。84年、ビリー・ホリディのピアノ奏者であった世界的ピアニスト、マル・ウォルドロンとの共作「ウィズ・マル」(テイチク)、85年には3rdアルバム「DUO」(現在タフビーツより発売)を発表。

そして2005年8月10日に20年ぶりの新作「インタリュード」(タフビーツ)をリリース。同年12月8日、過去の3作品を紙ジャケ仕様で再発売。06年3月、TBS系「情熱大陸」に出演するなど、現在も沖縄と東京を中心にライブ公演等で精力的に活躍中。今なお進化し続ける、日本屈指の実力派ジャズボーカリスト。